(29)袖付け・振り・身八つ口の裏を閉じ合わせたら、
背縫いがずれないように待ち針を打ち、
えりまわり(えり肩あき)に切りこみを入れる。
(30)衿中心と背中心を合わせ、
えり肩あき部分から順に待針を打つ。
肩山の前後は衿に少し余裕を持たせる。

(31)剣先(おくみ先)、衿付け止まりまでは平らにして待ち針を打つ。
(32)縫う前に必ず衿下の長さを確認し、衿先から縫い始める。
(33)縫い終わった後衿肩まわりに、縫い目がなるべく真っ直ぐになるようにもう一度切り込みを入れる。
(34)もう一方の縫い代を、印どおりに折りアイロンをかけておく。
   衿幅は好みで調節すると良い。


(35)衿の両端の縫い代を折り曲げたところ。



(36)衿先が長い場合は2〜3cmに切る。
(37)片方の縫い代は伸ばし、衿幅に折る。(出来上がり線で合わせる。)
   衿先位置に待ち針を打つ。


(38)待ち針より3mm程縫い代側の中ほどを2〜3針縫う。
   えり先始末 図4参照


(39)もう一方の縫い代を、印どおりに折りアイロンをかけておき、えり先の始末を図5を参考にする。
   金襴の説明書をお持ちの方は説明書にそってえり先始末をしてください。
(40)えりを縫い合わせる。
(41)全体的にアイロンをかけて落ち着かせる。

                                  

完成

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